2012夏アニメ総括

夏アニメの録画分をようやく消化し終えました。いつも通り、タイトル横の（）内は主観的評価です。

超訳百人一首 うた恋い。（○）
今季最大の伏兵。これいいわぁ。百人一首や平安時代の知識があればすごく楽しめますし、知らない部分についてもわかりやすくて飽きが来ない。テンポとかヴィジュアルは現代風なので肩も凝りませんしね。私的にはケバカワな清少納言さんが一押しです。ド金髪の紫式部はやり過ぎだったと思うけどｗ

ただ、CG処理についてはちょっと残念でしたね。着物のテクスチャを適当に貼りっぱにしているので、キャラが動いてもテクスチャが画面に固定されたままという大変に気持ちの悪い事態が生じていました。プロのすることですか……。

あと、これだけはどうしても言っておかないと気が済まないんですけど、EDが最低でしたね。歌そのものも全くもって好みじゃないんですが、要点はそこじゃなくて、この作品のED曲としてのチョイスが最悪です。なんの因果で雅やかな和歌の世界の後に

しぎんらー()しぎんるー()

などという糞ラップを聴かされにゃならんですか。ちょっとは時と場合を選べよ。

輪廻のラグランジェ season2（△）
夏アニメは当初、『TARI TARI』と『人類は衰退しました』しか見る予定がありませんでした。しかし、いくらなんでも少ないよねということで、急遽ラグランジェを追加した次第。本当は1期で切る予定だったのですよ。ただ、蓋を開けてみれば、1期よりははるかに脚本がかなりマシになっていました。もともとキャラやメカは悪くなかったので、トータルとしてそれなりに観られる作品にはなりましたね。

TARI TARI（○）
夏アニメ開始時の本命、終わってみればNo.2かな。『花咲くいろは』と同系統ですが、花いろよりもずっと小気味よく、湿度も低かったですかね。1クールでちょっと駆け足な感もありましたし、ご当地補正・音楽物・主演があやひーといった点への個人的な好意もありますが、それを差し引いてもなかなか良く出来ていたと思うのです。

余談ですが、ふじさわ江の島花火大会は見に行きましたｗ

人類は衰退しました（△）
最初に思ったのは、よくあの原作を忠実にアニメ化したなー、頑張ったなー、ということ。あとは、妖精さんたちの中の人達がカオス過ぎるだろうということと、初回の鶏肉工場話がやっぱり一番kittyだよなということと、ゆにこ脚本の暴走は相変わらずだなーということｗ

夏アニメはとりあえずハズレはなかったです。が、スマッシュヒットも無し。60〜80点くらいの感じですかね。