オタク界 2010年 10大ニュース

他所のまとめブログやニュースサイト等で幾つか見かけたので、私も10大ニュースを選んでみました。



10位 同人エロゲブランドと同名の「さくらんぼ小学校」開設&改名騒動
 同人ロリエロゲの老舗「私立さくらんぼ小学校」と同名の「さくらんぼ小学校」が山形に開設されるというので話題沸騰。ggrksとしか言いようのない行政側の姿勢と、同人サイドの穏やかな対応とのコントラストが見事でした。結局は別の名前で開設されることになったようです。お互いに良かったね。


9位 一迅社から男の娘専門コミック誌『わぁい!』創刊
 すわ一迅社乱心か!?、と思ったけど、蓋を開けてみたら結構面白いコミック誌でした。でも、創刊号の付録のブルマ(のような物)はちょっと意味がわからないw なお、私は定期購読中ですw


8位 劇場版アニメ映画が増加
 ハルヒ、なのは、Fate/staynight、ガンダムOO文学少女等々、上映館は限られるものの、久しぶりに多数のアニメ映画の全国ロードショーが行われました。数年来の映画を見に行く行く詐欺の私もFateでとうとう重い腰を上げました。


7位 アニメ業界の大物の訃報(郷里大輔田の中勇今敏野沢那智、西崎義展 他)が相次ぐ
 毎年少なからぬ訃報が入りはしますが、昨年はかなり衝撃の大きい名前が多かったように思います。ことに、今敏監督の遺書には大勢の人が心を打たれたようです。


6位 熱海ラブプラス+現象(まつり)
 街興し系アニゲイベントの中でも群を抜いて話題になりました。中でも、一人で泊まっても二人分の布団を敷いてくれる旅館・大野屋のサービスには目が点にw


5位 アニメ『侵略!イカ娘』がヒット
 前評判もそれなりに高かったようですが、いざ始まってみると、イカちゃんの予想以上の可愛さに人気爆発。放映日のTwitterの実況TLは大盛り上がりでした。


4位 メッセサンオー通販サイトからエロゲ購入者の個人情報が漏洩
 これ、個人的にはものすごく衝撃が大きかったです。やってはならないことをやってしまったな、という。SSL認証もBASIC認証も使わずにGETでパスを使いまわしていたらしいと聞きましたが、それはいくらなんでも雑過ぎ。


3位 『けいおん!!』大ブーム
 第1期『けいおん!』に引き続き、第2期もブームが継続。原作から入って第1期を見ていなかった私的には『けいおん!』のブレイクぶりには首を傾げていましたが、第2期を見て納得しました。京アニすごい! 和ちゃんペロペロ


2位 PS2版『怒首領蜂 大往生』デスレーベル 2周クリア者現る
 (2011年4月5日改定)忘れていたので差し替えます。あの緋蜂改がついに陥落する日が来ました。人間にはおよそ無理と言われた緋蜂改の攻略が、実に7年半がかりで行われたことになります。トップシューターの執念、恐るべし。


1位 東京都青少年保護育成条例が改定される
 2010年オタ界最大にして最悪のニュースだと思います。青少年条例それ自体の持つ問題点・本件改定条例に固有の法的問題点・改定プロセスにおける住民自治に基づく民主的プロセスの意識の欠如、と、問題点の数え役満みたいな条例です。従来は腰の重かった大手出版社ですら動かざるを得なかったというのはまさに異常事態でしょう。



オタ界全般で話題になったものから選ぶとこんな感じかなあ。以下は、マイナーだけど個人的に外せない話題。



番外1 エロゲブランド「Littlewitch」が活動を無期限休止

 私にとって数少ないブランド買いの出来たメーカーが経営難で活動を休止。諸行無常のエロゲ界とは言え、少なからぬ固定ファンをがっちりと掴んでいた古参(と言ってよいはず)ブランドの活動休止は大きな衝撃でした。


番外2 『殻の中の小鳥』リメイクの製作中止が確定

 STUDiO B-ROOMの代表作『殻の中の小鳥』の再リメイク作が、長らくの製作期間を経た末に、とうとう製作中止になりました。前払いで代金を徴収した後に何の音沙汰も無いまま丸一年引っ張った末の製作中止決定に、多くが古参エロゲーマーである本作のファンが肩を落としました。なお、この件で時々検索から来る方がいるのですが、実はこの件はまだ片付いていません。後始末がね……。