氷の洞窟へ。一回潜って低調だったのでもう一度潜り直してみたがさらに低調。まあ、こういう日もある。


面白い問題を引きました。エジプトのファラオを問う多答で、選択肢がハトシェプスト、クセルクセス1世、ウルバン2世。ハトシェプストだけを選んで不正解。先ほど調べたところ、クセルクセス1世も正解の模様です(正解者無しなのでQMA的に当たりかどうかは未確認。なお、ウルバン2世は論外ですよ)。クセルクセス1世はペルシア王であると同時に、エジプト王でもあったようですね。

確かに、アケメネス朝のオリエント統一後はエジプトはその統治下に置かれていたわけですが、その結果、ペルシア王がファラオを兼任していたという発想はこの時には全く出てきませんでした。ごく単純に、クセルクセス1世→ペルシア王→ファラオじゃない→肢切り、としてしまったわけです。そして、しっかり鉄槌を喰らったとw

クセルクセスがペルシア王だということも、エジプトがアケメネス朝の支配下にあった時期があったということも、世界史では幹に当たる基本的な知識です。にも拘わらず、その幹の樹皮を一枚剥いだ部分を問うことにより、見事な引っかけ問題を作っています。久しぶりに巧い問題だと感心しました。